むちうち症
頚椎捻挫(むちうち症、むちうち損傷)
首がむちのようにしなり、それにつれて頭部が振られるためにおこる頚椎の関節の損傷です。自動車の衝突事故でおこることが多く、転倒、転落などでもおこります。
症状は、頚部の痛みや熱感、頭痛、肩こり、背中の痛み、腕の痛みやしびれ、めまい、耳鳴り、腰痛などがあります。
- 捻挫型
- 神経根型
- バレ・リーウー型
- 脊髄型
- 脳脊髄液減少型
頚椎捻挫のタイプ
治療
病院で一度、診察を受けてから来院されると安心です。
まず、安静を保つことが大切です。安静のため首にカラーを巻くこともありますが、あまり長期に使用すると頚部の筋力が低下して回復が遅くなります。
体操療法・整体
部分だけをみるのではなく全体をみる
痛みがおさまって少し楽になってきたら体操療法(おじぎ体操、経絡体操)で姿勢を整えます。中心軸の通ったよい姿勢になると腰部や膝、首に負担がかからなくなります。からだの歪みも整ってきます。からだが楽になるとこころも楽になります。からだとこころがリラックスるすると気の流れ、血液の流れがよくなり、自然治癒力・免疫力・生命力が高まります。そして、結果的に頭痛、めまいといった自律神経失調症といわれる症状が連動して改善してくれます。
むちうち症は安静と体操療法で自分で治すことができます。
施術者の役割はそのためのアドバイスやお手伝いをすることです。
交通事故によるむちうち症の治療の手順は
交通事故について をご覧ください。