徳永賢次郎 プロフィール
徳永賢次郎
  • 姿勢研究家。 1952年、佐賀県生まれ。法政大卒。柔道整復師。1993年開設。
  • 呼吸法、操体法、野口体操、ヨガ、経絡体操を学ぶ。
    スポーツ:柔道、軟式テニス。趣味:ギターの弾き語り。
  • 朝、目覚めた時の言葉「今日も大自然の恵み(太陽、空気、水)の中で生かされています。ありがとうございます」
  • 夜、就寝する時の言葉「今日もいい1日だったなぁ」

自然との調和・姿勢
できるだけ自然な姿勢に戻すことを心がけています。ふだんの姿勢や動作が健康の基本であると考えるからです。
姿勢とからだとこころのつながりを体感していただければ幸いです。

操体法

自然との調和・健康
操体法とは、仙台市の医師、橋本敬三氏が提唱された考え方です。
著書の「からだの設計にミスはない」の中で次のように述べられています。「生命体であるかぎり、自然環境に適応するように出来ているはずであるが、人間は他の動物と違って、知識にたよって判断しようとするので、どうしてもその生活のあり方が自然の法則にはずれやすいともいえる。
人間が生命活動を全うして生きていく様は非常に多面的なものであるが、自分に許された自然環境、及び、人為環境の中で適応し、自己責任として意識して営まねばならぬこと、他人に代わってやってもらうことの出来ない活動が少なくとも4つあると思う。すなわち、呼吸、飲食、身体運動、精神活動です。この4つのと活動と環境との関連の上に人間の健康が維持されていく。言いかえれば、毎日の自分の生活が自分のからだを作っているということなのであり、毎日の生活のあり方、つまり、1人1人のこの活動の営み方によって各人のからだのあり方、健康状態がきまってくるということです。」

ほとんどの病気は生活習慣病

ほとんどの病気は生活習慣病という見方をすることができます。病気になる原因の多くは日常生活のすごし方・物事に対する考え方にあります。
病気は突如としてあらわれたものではなくて、病気にならざるを得ない過去の生活習慣が原因となっています。
したがって、病気を治す時は症状だけに気をとられないで原因となっている、ふだんの「呼吸」「睡眠」「食事」「運動」「心の持ち方」「環境」などを総合的にみて、どの分野を見直したほうが良いのかを的確に判断して対応することが大切になります。

生活習慣を見直して、できるだけ自然な生活をして自然なからだに戻すと自然治癒力・免疫力・生命力が高まります。

  1. 気の流れがよくなります
  2. 血液の循環がよくなります
  3. 腸内環境がよくなります
  4. 脳、神経の伝わりがよくなります
  5. 自律神経のバランスがよくなります
  6. 内分泌、代謝がよくなります
  7. 内臓の機能がよくなります
  8. 体質が改善します

からだが楽になります。

からだが楽になると
こころが楽になります。

こころが楽になると
ものごとの見方、考え方、人生観までも変わってきます。

そして
人生が楽しくなります。

自然治癒力を高める

  1. 呼吸を見直すだけでも自然治癒力が高まります。
  2. 睡眠を見直すだけでも自然治癒力が高まります。
  3. 食事を見直すだけでも自然治癒力が高まります。
  4. 運動を見直すだけでも自然治癒力が高まります。
  5. 心の持ち方を見直すだけでも自然治癒力が高まります。
  6. 環境を見直すだけでも自然治癒力が高まります。

さまざまな症状は、これまでの生活習慣・ものごとの見方、考え方を見直して下さい、というからだからの大切なお知らせです。

  1. 呼吸を見直すだけでも(笑うだけでも)治る病気がたくさんあります。
  2. 睡眠を見直すだけでも(早寝早起きするだけでも)治る病気がたくさんあります。
  3. 食事を見直すだけでも(少食、断食をするだけでも)治る病気がたくさんあります。
  4. 運動を見直すだけでも(よい姿勢にするだけでも)治る病気がたくさんあります。
  5. 心の持ち方を見直すだけでも(少しわがままにするだけでも)治る病気がたくさんあります。
  6. 環境を見直すだけでも(歯科金属を変えるだけでも)治る病気がたくさんあります。

それから、
薬剤の常用をやめて生活習慣を見直すだけでも治る病気がたくさんあります。

病気を治す薬は毎日の生活の中にあります。

  1. 呼吸を見直すことが薬です。
  2. 睡眠を見直すことが薬です。
  3. 食事を見直すことが薬です。
  4. 運動・姿勢を見直すことが薬です。
  5. 心の持ち方を見直すことが薬です。
  6. 環境を見直すことが薬です。

すなわち、
生活習慣・生き方を見直してからだ全体の気の流れ、血液の循環をよくして自然治癒力・免疫力・生命力を高めていくことがなによりの薬(治療)なのです。

当院では運動の分野の姿勢を見直すことが薬(治療)です。という所を主体にしています。

からだのみかた

  1. 症状だけをみるのではなく生活をみる。
  2. 部分だけをみるのではなく全体をみる。
  3. 表面だけをみるのではなく内面をみる。
  4. 結果だけをみるのではなく原因をみる。
  5. 病気だけをみるのではなく病人をみる。
  6. 対症療法だけを行なうのではなく根本治療を行なう。
  7. 西洋医学のみかただけをするのではなく東洋医学のみかたをする。

症状だけを治そうとするのではなく本来の健康なからだに戻すことに意識を向けていくことが大切です。
その過程においてさまざまな症状は連動して治ってくれます。

当院の特徴 体操療法

できるだけ自然と調和した生活をしていると健康な毎日を暮ごすことができます。しかしながら生活が便利になってくると知らず知らずのうちに不自然な生活となり少しずつからだの生命力が低下して病気になることがあります。そして、それは、からだの歪みとして表れます。

病気を治すためにはからだの歪みの原因(呼吸、睡眠、食事、運動、心の持ち方、そして環境)をしっかり把握してから対応することが大切です。当院では「運動・姿勢」の分野を見直すことで改善していく症状(病気)を主体に診ています。おじぎ体操、経絡体操などの体操療法を行っています。

姿勢は健康の基本

(くわしくは 姿勢について をご覧ください)

体操療法

おじぎ体操、経絡体操で姿勢を調えます。中心軸の通った正しい姿勢を身につけると、からだに負担がかからなくなります。からだが楽になるとこころも楽になります。からだとこころがリラックスすると自然治癒力・免疫力・生命力が高まります。そして、さまざまな症状やさまざまな事が連動して改善します。

  1. おじぎ体操 = 姿勢を正す
  2. 経絡体操 = 気の流れをよくする
  3. 操体法 =からだの歪みを調える

体操療法の特徴

  1. いつでも、どこでも、だれでも、かんたんにできます。
  2. 腰痛、肩こりなどは比較的かんたんに治すことができるようになります。
  3. 一般的には治らないと思われている胃下垂や鼠径ヘルニア、骨盤臓器脱なども自分で改善することができるようになります。
  4. よい姿勢(よい骨格)になります。そして自律神経の働きがよくなり、頭痛、めまい、のぼせ、動悸などさまざまな症状が連動して改善してくれます。
  5. からだを調えることによって、こころの分野にもアプローチすることができます。
  6. 受け身の治療ではなく主体的な方法ですから、自分の体は自分で治す(治る)ことができるようになります。

自分の体を守る主役は自分

日常生活の「呼吸」「睡眠」「食事」「運動」「心の持ち方」のなかの「運動・姿勢」の分野を見直すだけでも、さまざまな症状が改善します。
そして、ひとりひとりの症状に合わせて「呼吸」「睡眠」「食事」「運動」「心の持ち方」及び「環境」などを総合的にみて的確に見直していくと、病気の種類にかかわらず、ほとんどの病気(腰痛、胃下垂、痔、鼠径ヘルニア、頻尿、尿もれ、子宮脱、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、がん、膠原病、自律神経失調症、心身症など)は自然に回復してくれます。
ほとんどの病気は生活習慣病という見方をすることができます。病気になる原因の多くは日常生活のすごし方・考え方にあります。したがって、病気の原因が自分の生活のどの分野にあるのかということに気づくと自分の体は自分で治すことができるようになります。施術者の役割は、そのためのアドバイスやお手伝いをすることです。

病気は健康への道しるべ。

「東洋医学の知恵」 著者 伊藤真愚
病いのはじまりは、まず生命の防御装置が働き、病邪を生命の生死に別状ない末端部に反応させてだすことからはじまります。手、足、目、耳、口、舌、皮膚などに出るわずかな痛み、重み、だるさ、肌色の変化などです。

このまま進めば五臓六腑の生命に直接かかわるどこかが、やがてやられますよ、という注意信号です。
病気はふだん忘れている体の存在を意識させ、身体に合わせた生活をしなさいと、人生の軌道修正を迫る命の叫びなのです。
我が身を病気にしたのは自分の生活の誤り(勘ちがい)であるという謙虚な反省が大切です。

※さまざまな症状は警告信号、防御反応、適応反応、浄化作用、排泄作用、そして治癒反応でもあります。からだを守ろうとする大切なお知らせです。痛み、炎症、発熱、かゆみ、せき、下痢、腫瘍などの症状を異常な反応だと思うのか、正常な反応だと思うのか、不安になるのか、安心するのか、ピンチだと思うのか、チャンスだと思うのかによって対応の仕方が全く違ってきます。

※ほとんどの人は病気になった時、ただ困った困ったと右往左往して早くこの病気が治りさえすればいいと思ってしまいます。本当は、これまでの自分自身の生活のあり方・生き方をみつめ直すいい機会なのです。人生の軌道修正をするいい機会です。病気は健康への道しるべとなります。

「東洋医学の知恵」 著者 伊藤真愚
毎日の生活のなかに人生の真理があり、生命の公理があるのです。

不自然な生活を続けた場合
一般的な『からだ』と『こころ』の変化

  • からだ
  • 肩こりになる
  • 腰痛になる
  • 便秘になる
  • 痔になる
  • アレルギー性疾患になる
  • 糖尿病になる
  • 鼠径ヘルニアになる
  • がんになる
  • 膠原病になる
  • 不健康な体になる
  • こころ
  • 不安になる
  • 考え方が後向きになる
  • 朝、起きれなくなる
  • 元気がなくなる
  • 表情が暗くなる
  • うつ病になる
  • 神経症になる
  • 認知症になる
  • 統合失調症になる
  • 不健康な心になる

できるだけ自然な生活に戻した場合
一般的な『からだ』と『こころ』の変化

  • からだ
  • 肩こりがよくなる
  • 腰痛が楽になる
  • 便秘が改善する
  • 痔が改善する
  • アレルギー性疾患が改善する
  • 糖尿病が改善する
  • 鼠径ヘルニアが改善する
  • がんが改善する
  • 膠原病が改善する
  • 健康(健やかな体)になる
  • こころ
  • 気持ちが楽になる
  • 考え方が前向きになる
  • 朝、早く起きたくなる
  • 気力が湧いてくる
  • 表情が豊かになる
  • うつ病が改善する
  • 神経症が改善する
  • 認知症が改善する
  • 統合失調症が改善する
  • 健康(康らかな心)になる

さまざまな症状は比較的、軽い症状から重い症状へと移行していきます。
できるだけ早い段階で原因(生活習慣・考え方)を見直して元の健康なからだに戻しておくことが大切です。

健康なからだに戻していく過程において、さまざまな症状は連動して治ってくれます。